HOME > ごあいさつ 合格の秘訣
エミスタディルームはときわ駅から1分の幼稚園・小学校受験の少人数制の個人の教室です。
地元の淑徳小学校をはじめ立教小学校・日本女子大附属豊明小学校などの難関有名私立小学校に合格者を出しています。
どの学校にも合格できる子どもを目指して、志望校とお子様の性格、習熟度に合わせた受験指導をさせていただいています。その中で大切にしていることは、子どもの意欲作りと、個性を伸ばすこと、眠っている能力を最大限引き出すことです。まずは自分で何でもやってみようとする独立心を養い、考える力をつけてもらいます。
結果を出す教室ですが、考える過程を重視しています。
受験はおけいこではありません。
丁寧に家庭生活全般へのアドバイスをしながら、ゴールまでの道を一緒に歩んでいくつもりです。
矢崎絵美
慶應義塾大学文学部心理学科卒。
3人の息子の小学校受験・幼稚園受験を経験。
それぞれ、筑波大附属小・立教小に合格。
願書指導・カウンセリングには定評がある
「知的好奇心が旺盛である」「素直にお話が聴ける」「人間的な魅力がある」このようなお子様が、合格に近いといえるでしょう。そして、ご両親と子どもとの関わりが多く、自立に向けて後押していることも大きな合格の要素です。時々、色々なことを寝転んでやるお子さんを見かけますが、こちらは論外です。早めの修正が必要です。
(1)家庭の躾(挨拶・行儀・言葉遣い)
(2)早寝・早起き
(3)季節感を身に付ける
(4)バランスの取れた子どもに
(5)受験する子どもに対する家族の協力
(6)戸外で身体を使う遊び・歩かせる
(7)絵本の読み聞かせ
次に、具体的に女の子、男の子に分けてお話しましょう。
比較的お母様の言うことを聞き、勉強のペースを作りやすいのが女の子です。それだけにペーパーの仕上がりがよく、言われたことはしっかり覚えます。自分でも頑張ろうとします。ただ、ペーパ−を何枚もやらせすぎない様に注意をしてください。苦手なものを徹底的にやりすぎると、そこがかえって逆効果になることがあります。幼児期の勉強は論理的な思考回路が出来上がるのを待つことも必要です。冷静さを失ったら、お子様には悪影響なので気分転換をして違うことをしましょう。
ペーパ−よりも年齢に応じた巧緻性や社会性、きちんと待てるお行儀などを身につけているか確認してください。特に巧緻性の練習は紐結び、紐通しなどから箸の持ち方に至るまでしっかり練習し、スピードをつけてください。また、言語分野は女子は得意な方が多いので、人前でも堂々と「です・ます」でお話しできる様にしましょう。お話作りもお母様と日々練習しましょう。「プラスαの評価をいただけること」が女の子の間で差をつけるポイントです。ペーパ−はしっかりと定着させた上で、自分の得意なものを伸ばしましょう。お母様は親子関係を良好に保ち、楽しく折り紙・あやとり・絵画などで一緒に時間を過ごしましょう。手塩にかけて育てました、という自信を持てるといいでしょう。
そして、1日1回はペーパ−以外で褒めてあげ、そのお子さんの本来の良いところを光らせてあげることです。
最後に忘れていけないのは願書・面接対策です。願書は時間をかけて練り、お子様をアピールできる様に書いてください。
私の息子は3人すべて小学校受験をしました。次男は「お受験幼稚園」に合格、さらに小学校も受験しました。
男の子は興味を示すこととそうでないことの差が大きく、気分にむらがあり思い通りにならないことが多かったという実感がありました。要するに型にはまらないのが男の子です。その子の良さをしっかりと見極め、完成されたものを求めず小さくまとめないことが大切です。
過去に、男女の双子のうちの女の子だけが教室に通っていました。ある時、男の子が教室に来る機会があり、拝見するととても表情の良いお子さんでした。何で受験をされないのかお聞きすると、お母様は「娘に比べて幼いのでお受験は無理だと思います」と諦めていました。しかし、このお子さんなら国立小学校に合格するかもしれないとお話をして、その時点から国立小学校受験の準備をしていただきました。ご挨拶・基本的な運動・ペーパーをやっていただき、短期間でしたが、相当の進歩が見られ、それらを褒めて励まし、とうとう学芸大竹早小の合格を勝ち取ってきました。試験当日のアドバイスは、お名前を呼ばれたら「大きな声でお返事するのよ」ということだけでした。
このように、男の子は個性を認めていいところを引き出します。運動が得意でいい動きといい笑顔があるなら、指示行動を沢山やり、ペーパーを数こなすより、具体物を使って理解させるようにします。落ち着く時はしっかり落ち着かせて、集中して課題に取り組ませます。お行儀が良くならない(集中できない)お子さんは、わざときちんとした格好をさせ、改まった気持ちで生活をさせます。
また、生活の中で自立をさせることも大切です。自分のことは自分でさせ、手や身体を動かすということが重要です。そして、女の子との違いは夏以降にぐんと伸びるということです。なかなか仕上がらずに焦るかもしれませんが、我慢して成長を見守りましょう。
幼児期の躾は甘やかすことなく、社会に適応できるようにしましょう。かわいいお子様だからこそ、後々困らないために行儀・話の仕方・挨拶・自分の身辺の整理など、日々淡々とお話してあげてください。最近の入試では家庭の躾を見る課題が多く出題されています。
お弁当を食べる、洋服をたたむ、お茶碗の配膳の仕方を見る、上履きを脱いでどうするか見るなど、普段の家庭での様子がそのまま出てしまうものがあります。
また、お友達との関わりを見る試験では、集団でゲームをしたり、テーマに沿った話し合いをします。ルールを守って楽しめるか、自分の言いたいことが言えるか、譲るところは譲れるかというような協調性等がとても重要になります。少しでも、社会性を身に付けて試験に臨みましょう。
先生のお話の合間におしゃべりをしてしまうのも、ご家庭の躾が問われます。
良い事・悪い事の区別をきちんとつけさせ、考えさせられるようなご家庭を私立小学校・私立幼稚園は望みます。
それにはお父様も育児に協力して、いろいろなお話をしてみましょう。父親が受験に対して参加するご家庭は合格率が高いのです。
小学校受験は親の受験と言われます。知恵と時間と費用がかかり、さらにご家庭の戦略も必要です。どれだけ知恵を絞り、家庭学習を充実させるかが「親力」の差になります。子どもの持っている良いところをさらに伸ばし、様々な課題をこなしていくのは緻密な作業です。お母様一人では担いきれません。そこで必要なのが父親の助けです。お受験するお母様の負担は子育て(+受験)に家事に、普段の2倍に膨れ上がります。
ましてや兄弟(特に下のお子様)がいる場合、その負担は大変なことです。したがって、お父様との連携が取れているご家庭が合格率が高いのです。お母様が食事の仕度などで手が離せない時には、お父様がお子様への質問を投げかけたり、一緒に折り紙を折ったり、ボール投げをしてみてください。生活のすべてがお受験につながるのです。それらが自然に出来ることが合格を勝ち取る「親力」なのです。教室は、受験に関して様々なことをサポートしますが、その前に家庭が一番大事です。当たり前の事を当たり前に出来る子どもに育てる、それをご家庭でもう一度認識してください。
小学校受験・幼稚園受験では、産まれてから何年間かの子育ての集大成を学校(幼稚園)に見てもらうことになります。このように教育してきました、といえるようなご家庭の教育方針をしっかりと打ち立ててください。学校(幼稚園)の教育方針と照らし合わせて志望校(園)を決めることになります。
お父様に特にお願いしたいことは、運動面の先生になっていただきたいという事です。最近のお子様は外遊びの機会が減り、歩く量も少ないと思います。お勉強は良くできるのに運動は苦手ということになりますとバランスを欠いてしまいます。入試においても、その後の通学のことを考えても運動はとても大事です。歩く・投げる・跳ぶをチェックしてみてください。
もう一つお願いしたいことは受験間際のお母様の精神的なサポートです。9月を過ぎますと願書提出・園の行事・面接など慌しさが増して、お母様はパニックになることもあります。そんな時も冷静さを失わずに支えになり、お子様が気持ちよく過ごせるように配慮していただきたいと思います。試験の合否が出てからもお父様のサポートがものを言います。万が一ご縁をいただけずお母様が落胆しても、最後の志望校まで力を出し切れるように、明るく励ましてください。
最後に、関わり方ではありませんが、面接での失敗をしないということをお願いしたいですね。学校案内に書いてあることだけを聞かれるのではなく、広く社会情勢や、ご自分の仕事のご苦労なども聞かれるかもしれません。仕事の席の話は得意でも、学校では上手く話せない方が多くいらっしゃいます。また、反対に話しすぎで謙虚さをなくしてしまうのも要注意です。あくまでも、謙虚で真摯な態度が基本です。
幼稚園・小学校受験は精神的にも肉体的にもとても負担の大きいものです。どうぞ夫婦仲良く話し合い、がんばって乗り切りましょう。 受験が意味のあるものになるかどうかはご両親にかかっています。
☆エミスタディルームでは基本となるペーパー対策を含め、受験体操、絵画、行動観察などあらゆる分野を網羅した授業でお子さまを成長させます。さらに、父母セミナーでは願書の書き方の指導や模擬面接も行っています。
ご家庭とともに志望校合格に向けて邁進しましょう!